水泳のリオ五輪選考会を勝手に解説してみる7日目

2016/04/10

ついに最終日。あっという間ですね。
昨日は辰巳まで観戦に行っていたのですが、後輩金子の大活躍に興奮し、金藤さん、萩野くんの世界レベルの泳ぎを堪能してきました。

【男子1500m自由形】
14分台の記録を持つ、山本耕平選手と平井彬嗣選手を中心とした争いになりそう。
山本選手のベストは日本記録でもある14分54秒。平井選手のベストは14分56秒。そして派遣標準は14分55秒。順位もさることながら、派遣標準記録とのギリギリの争いになりそう。
ちなみに山本選手はロンドン五輪の選考会のときは派遣標準まで0.55秒足りず、優勝したにも関わらずオリンピックにはいけませんでした。4年分の思いをぜひぶつけて欲しいです。平井選手は、お兄さんの平井康翔選手は前回OWSでオリンピックに出場し、リオにもチャレンジしています。兄弟でオリンピックの夢を叶えられるか注目。
予選1位は、KONAMIからイトマンに所属が変わった竹田渉瑚選手。2位は瀧口陽平選手。彼も前回の選考会で1.3秒届かず涙をのんだ選手。
ぜひ派遣記録を2人突破して日本記録のレースを見せて欲しいです。

【男子50m自由形】
100mにつづき、塩浦慎理選手と中村克選手の一騎打ちの模様。そして派遣標準の21秒86との戦いとなる。100のレースから見て2人とも絶好調のはず。
ぜひ再度2人揃っての日本新記録をみたい。塩浦選手は今までストレートアームで泳いでいましたが、今大会に向けて泳ぎをかけてきた模様。最短距離をまわせる分ピッチは上がりやすいはず。期待したいところです。

【女子50m自由形】
こちらも日本記録保持者である池江璃花子選手と内田美希選手の一騎打ちの模様。派遣標準は日本記録を大きく上回る24秒59。ぜひこれにチャレンジして欲しい。2人とも今大会で日本記録を樹立し、調子は良いはず。

【男子100mバタフライ】
この種目を長年引っ張ってきた藤井拓郎選手中心の展開となりそう。派遣標準記録である51秒64はぜひ突破して欲しい。背泳ぎで惜しくも代表を逃した川本武史選手は後がない。持ち味のスピードをいかした思い切ったレースに期待したい。

【女子200m背泳ぎ】
中心となるのは中学生ながらメドレーリレーメンバーとなった酒井夏海選手と準決勝で積極的なレースを見せた川除結花選手。2分8秒76の派遣標準までは準決勝までを見ているとまだ少し距離がありそう。100mでは後半驚異の追い上げを見せていたので、ぜひ前半からチャレンジングなレースを期待したい。
川除選手は準決勝同様積極的なレースで是非派遣標準を狙って欲しい。
実力者の神村万里恵選手や、昨日はこのあと800m自由形が控えていたため余力を残したと思われる後藤真由子選手にも期待したい。

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