リオ五輪競泳競技初日解説

2016/08/06

8/6 初日は下記の通り。

男子400m個人メドレー予選
女子100mバタフライ予選
男子400m自由形予選
女子400m個人メドレー予選
男子100m平泳ぎ予選
女子4×100mリレー予選

男子400m個人メドレー決勝・表彰式
女子100mバタフライ準決勝
男子400m自由形決勝・表彰式
女子400m個人メドレー決勝・表彰式
男子100m平泳ぎ準決勝
女子4×100mリレー決勝・表彰式

 

●男子400m個人メドレー

1 4:08.85 Hagino, Kosuke JPN
2 4:09.54 Kalisz, Chase USA
3 4:10.53 Seto, Daiya JPN

リオオリンピック全競技を通してももっとも金メダルに近い種目の一つかと思います。世界ランキング1位は日本のエース萩野公介。そして3位に昨年の世界選手権を制した瀬戸大也。最大のライバルとされた世界記録保持者のマイケルフェルプスはこの種目には国内選考会でエントリーせず。そしてライアンロクテはまさかの3位となり代表落ち。

近年の国際大会の結果やベストタイムを考えても日本人の金メダル争いになる可能性が非常に高い。ただ、並べられる二人ではあるものの萩野の方が格上というのが水泳界での一般的な見方。萩野に関しては、苦手だったはずのバタフライまで世界で戦えるレベルまできており、もともと世界レベルである背泳ぎ、自由形とあわせてまったく隙がない状態。現在世界でも最強のスイマーの一人であることは間違いない。調子がよくて記録を狙って前半突っ込みすぎた場合にバテるシーンがある程度。今回は記録ではなく着実に金メダルを狙ってくるのではないかなと。瀬戸も平泳ぎでJAPANOPENで日本代表をくだすなど、バタフライ、平泳ぎに関しては世界レベルだが、どうしても背泳ぎでつけられる差が大きい。瀬戸が勝つには背泳ぎは終わった時点で体二つまでにつけられるかが勝負になりそう。

 

●女子100mバタフライ

1 55.68 Sjostrom, Sarah SWE
2 56.48 Worrell, Kelsi USA
3 56.82 Chen, Xinyi CHN

シューストロム選手が跳びぬけた存在。日本からはランキング14位の池江璃花子と39位の星奈津美。星は200での派遣突破での出場。ランキング8位が57.02なので準決勝で56秒台を出せれば決勝進出が見えてくるというところ。池江はまだベストから0.5秒縮めないといけない。だが、まだ高校一年生の彼女はこの一年で日本記録を何度も更新などまだまだ伸び盛り。先日三重県選手権でも50バタフライで一気に0.4秒も日本記録を更新するなどしていることもあり、56秒台は現実的な目標になりそう。そしてランキング3位が56.82ということを見ればわかるようにそのあたりは団子状態。国内では一気にシンデレラガールとなっているが、世界でもその存在を知らしめることができるか非常に楽しみ。星は200がメインなのである意味調整的な出場にはなるが、58秒前半、あわよくば57秒台を出して得意の200でぜひ金メダルを狙ってほしい。

 

●男子400m自由形

1 3:41.65 Horton, Mack AUS
2 3:43.55 Sun, Yang CHN
3 3:43.79 Jaeger, Connor USA

今年のランキングではホートン選手が一歩抜けている状態ではあるものの、孫揚選手、ドーピング問題で二転三転したものの出場する予定のパクテファン選手あたりもライバルとなりそう。日本からは江原騎士が出場。ランキングは21位。170cm61kgという競泳トップ選手では異常なほど小さな体ながら、前半からせめるレース展開は見るものをひきつけます。世界ランキング8位は3分44秒89.ベストから見ると少し厳しく感じるが、前半から攻めるレースがはまれば可能性はある。

 

●女子400m個人メドレー

1  4:29.89 Hosszu, Katinka HUN

2 4:33.40 Miley, Hannah GBR

34:33.42 Belmonte, Mireia ESP

 

鉄の女ことホッスーの実力が飛びぬけている。日本からは世界ランキング7位4分35秒04の清水咲子、9位4分35秒55の高橋美帆が挑む。メダルラインまでは、あと2,3秒といったところか。清水は日本選手権では高橋の後塵を拝した。が、テーパー期ではないコナミオープンでの4分35秒は非常に価値が高い。あとは本番のレースに調子をあわせられるかが鍵となりそう。田島寧子選手が銀メダルを獲得してはや16年。なかなか世界で活躍する女子個人メドレー選手がいなかったが、男子の活躍もあることからぜひ女子にもつづいてもらいたい。

 

●男子100m平泳ぎ

1 58.36 Peaty, Adam GBR

2 58.94 Cordes, Kevin USA

3 59.06 Gomes, Joao BRA

 

脅威の57秒台の世界記録をたたき出したアダムピーティ選手が今期も世界ランキング1位で好調を維持。日本からはこの種目では派遣標準記録を突破できなかったが、200で代表となった小関也朱篤、渡辺一平の二人が挑む。小関は59秒66で14位。ランキング8位は59秒60と激戦となる模様。最後の一瞬までは気が抜けない。メダルラインは58秒台となりそう。この種目を15年間引っ張ってきた北島康介が持つ日本記録を更新できればメダル争いも可能となりそう。小関はメドレーリレーを泳ぐ可能性が高いため、ぜひこの種目でもよい結果を残してほしいところ。

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